帰国前の学習では、自分で取り組むことも大切です。
ただ、海外で学んできたお子さんの場合、本人だけでは「何を補えばよいのか」そのものが分かりにくいことがあります。
私が帰国生の学習を見るようになって感じたのは、同じ年齢でも、それまでに学んできた内容が一人ひとり本当に違うということでした。
そんなとき、一度、個別に学習状況を見てもらうという方法もあります。
この記事では、帰国生の学習を見てきた経験から、家庭教師やオンライン家庭教師などの個別指導を、どのように利用できるのかを考えてみます。
帰国前の学習準備全体については、こちらの記事でまとめています。
帰国前の勉強は受験だけではない|入学後についていくために準備してほしいこと
帰国生は、学んできた内容が一人ひとり違う
海外では、現地校で学ぶ内容、日本語の補習で扱う内容、家庭で取り組んできた内容などが、それぞれ違います。
私が見たお子さんの中には、日本語の補習で日本の歴史は学んでいても、日本地理はほとんど学んでいない子がいました。
歴史についても、学習時間は月に3時間ほどだったと聞きました。
海外でどのような学習環境にいたかによって、これまでに学んできた内容は違います。
そのため、
「帰国生なら、これを勉強すれば大丈夫」
と一括りにはできないと感じています。
大切なのは、
何を学んできたのか。
何をまだ学ぶ機会がなかったのか。
を、その子ごとに一度整理することです。
日本地理をまだあまり学んでいない場合の準備については、こちらの記事で紹介しています。
一度習ったことの復習とは少し違う
一度習った内容であれば、
「ここを忘れているから復習しよう」
と、自分で気づくこともできます。
ところが、まだ学ぶ機会がなかった内容については、本人には「自分が知らないこと」だと分かりません。
何を勉強すればよいのかが分からないまま、
「自分で復習しておこう」
と言われても、始める場所を見つけにくいことがあります。
だからこそ、まずその子の学習歴を一度見て、必要なところを見つけることに意味があると思っています。
個別に見てもらうという方法もある
たとえば、こんな場合です。
- 何から勉強を始めればよいのか分からない
- これまでの学習内容を一度整理したい
- 特定の教科や単元だけ補いたい
- 中学校入学前に、今の学習状況を確認しておきたい
こうしたときには、家庭教師やオンライン家庭教師など、一対一で見てもらう方法もあります。
必ずしも、全部の教科を長期間お願いする必要はありません。
まず学習状況を見てもらう。
一つの教科だけお願いする。
必要なところが分かったら、その後は自分で取り組む。
そんな利用のしかたもできると思います。
自分で学ぶために、最初だけ手伝ってもらう
私は、自分で学ぶ力はとても大切だと思っています。
だからこそ、個別指導を利用する場合も、すべてをお任せするというより、
自分では見つけにくいところを、一緒に探してもらう。
そんな使い方でもよいと思います。
「ここを少し補っておこう」と分かれば、そこから自分で取り組みやすくなります。
家庭教師・オンライン家庭教師を選ぶなら
個別指導を利用してみようと思ったときは、今どこに住んでいるのか、どのようなサポートを希望するのかによって、選択肢が変わります。
ここでは、オンラインで個別指導を検討する際の選択肢として、2つ紹介します。
まだ海外に住んでいるご家庭や、海外子女向けの指導を希望する場合
海外子女向けオンライン家庭教師のeFFISAGE(エフィサージュ)があります。
海外にいる間から個別指導を検討したい場合は、まずこちらのサービス内容を確認してみるとよいでしょう。
👉 海外子女向けオンライン家庭教師 eFFISAGE の無料体験を確認するオンラインで個別の学習サポートを探したい場合
総合型オンライン家庭教師のまなぶてらすという選択肢もあります。
海外子女専門に限定せず、オンラインで個別に学習を見てもらうサービスを探したい場合は、こちらも比較してみてください。
👉 まなぶてらすのオンライン家庭教師・無料体験を確認するどちらが一番よいということではありません。
今いる場所や、お子さんが何を見てもらいたいのかに合わせて、サービス内容を確認してみてください。
ここで紹介した以外にも、オンライン家庭教師にはさまざまなサービスがあります。料金や指導内容なども比べながら、お子さんに合うところを選んでみてください。
中学校入学までに少し時間が取れるなら
進学先が決まり、中学校入学までに少し時間を取れるご家庭なら、小学校6年生の最後の時期に学習状況を確認してみる方法もあります。
何年分もの勉強を全部やり直す必要はありません。
これまで何を学んできたのかを確認し、必要なところが見つかったら、できる範囲で少しずつ補う。
それだけでも、自分で学んでいくための準備になります。
一時帰国の機会がある場合には、進学希望校や日本の参考書を実際に見ておく方法もあります。
一時帰国中にやっておきたいこと|帰国前の学校見学と参考書チェック
まず、一人ひとりを見るところから
帰国生は、それぞれ違う環境で学んできています。
だからこそ、一律に同じ勉強をするのではなく、まず、その子が何を学んできたのかを見る。
そこから必要なところを見つけ、自分では見つけにくい部分だけ、必要に応じて誰かに手伝ってもらう。
そして、その先は自分で学んでいく。
帰国前の個別指導は、そんなふうに利用することもできると思っています。
本記事は、筆者の実体験と撮影写真をもとに執筆しています。読みやすさ向上のため、一部AIを補助的に活用しています。
