今回のフランス旅行では、パリで2連泊しました。滞在したのはノボテル パリ センター トゥール エッフェル(Novotel Paris Centre Tour Eiffel)。セーヌ川沿いに建つこの大型ホテルは、何と言ってもエッフェル塔まで歩いて行ける近さが最大の魅力です。
この立地のおかげで、私は翌朝9時に「予約チケットなし」でエッフェル塔に登るという貴重な体験ができました。👉️エッフェル塔へ当日予約無しで行けた記事はこちら
まずは観光の拠点として最高だったこのホテルの宿泊体験を詳しくシェアします。

セーヌ川を望む「リバービュー」の開放感
1泊目はセーヌ川に面した リバービュー の部屋でした。窓の右側にはセーヌ川が見え、広い青空とパリの街並みが広がっています。
残念ながらエッフェル塔はその窓からは見えませんでしたが、川と空がとてもきれいで、「ああ、パリに来たんだなあ」と感じることができる景色でした。橋の上の自由の女神像や、お隣のショッピングセンターの屋上も見えました。


隣のショッピングセンター「ボーグルネル」の圧倒的な便利さ
ホテルのすぐ隣にある Beaugrenelle Shopping Center は、滞在中に何度も足を運ぶほど便利でした。
- Monoprix(モノプリ): ノボテル側の建物(Bâtiment Magnetic)の地下1階(フランス式の0階/G階)に大きな店舗が入っています。お惣菜が充実していて、夕食を買うのにぴったり。お土産に人気の「パリ限定エコバッグ」もここで手に入ります。他の場所のMonoprix(モノプリ)では、このエコバッグは売り切れでした。このMonoprix(モノプリ)は穴場だったかもしれません。
- ショッピング: フロント階から直接入れるファッションフロアも充実しており、友人は素敵な服を見つけてパリのシティライフを楽しんでいました。


カードキーとエレベーターの仕組み
このホテルで少し注意が必要なのが、カードキーとエレベーターの仕組みです。エレベーターに乗ってカードキーをかざすと、自分の部屋の階にだけ止まるようになっています。
- 自分の部屋の階にしか行けない
- ロビー階以外はカードキーがないと行けない
セキュリティは万全ですが、別の階に泊まっている友人の部屋へ遊びに行くことができないため、私たちは添乗員さんにお願いして同じ階の部屋に変更してもらうことにしました。
「リバービュー」vs「シティビュー」どっちが正解?
新しく用意された部屋に入り、期待してカーテンを開けた瞬間、私は言葉を失いました。
目の前にはビルが迫り、視界に入るのは建物ばかり。昨日までの開放感あふれるリバービューとは打って変わって、いわゆる シティビュー の閉塞感に、正直かなりがっかりしてしまいました。
最初は「失敗したかな」とがっかりしたのですが、実はこの景色選びこそが、今回の旅の大きな発見に繋がったのです。
| 項目 | リバービュー | シティビュー |
| 窓からの景色 | セーヌ川と広い空 | 都市農園、観測気球、ハヤブサの塔 |
| メリット | パリらしい開放感が抜群 | 環境都市パリの取り組みを間近に観察できる |
| デメリット | 角度によりエッフェル塔が見えない | 最初は無機質に見える場合がある |
| おすすめ | 王道のパリを楽しみたい方 | 環境、科学、知的な発見に関心がある方 |


ノボテル・パリ・センター・トゥール・エッフェルの料金を比較
👉️パリとロンドンの旅の違いについてはこちらの記事で詳しく書いています。
夜空に見えた黄色い気球
夜、部屋に戻って再びシティビューの景色を眺めていると、遠くにぼんやりライトの灯る丘陵地がみえました。手前には白い塔。日本ならばゴミ処理場の煙突といったところでしょうか。
そんな気持ちで窓の外を眺めていた時のことです。一瞬だけ気球のようなものが見えました。
丸い形で、黄色い気球。夜空に浮かんでいるように見えました。
「えっ?」
写真を撮ろうとスマホに手をかけたのですが、
「気のせいかもしれない」
と思っているうちに、ふっと消えてしまいました。
幻だったのかなと思い、その時は誰にも言いませんでした。が、これらの景色こそがシティビューの醍醐味だったのです。
エッフェル塔のシャンパンフラッシュ
夜はエッフェル塔のシャンパンフラッシュを見るため、ホテルの前まで出ました。
少し遠いのですが、エッフェル塔を見ることができました。
日没後と書いてあったのですが、その日の予定は10:30スタート。(スマホで確認できました)
日本のライトアップのような派手な演出ではなく、光が点滅するシンプルなものでしたが、それでもとてもきれいで、見ることができてよかったと思いました。ホテル前の車道上がよく見えたのですが、車が時々来るので、ご注意を!

帰国後に知った驚きの正体:三つの環境シンボル
日本に帰ってからNHKの番組『世界ふれあい街歩き』のエッフェル塔界わい の回を見て、ホテルの窓から見えていた景色があちこち映し出されました。なんと、その景色には、私が憧れるジュール・ベルヌのフランスを彷彿とさせる「科学の街パリ」が広がっていたのです。
屋上の「食」:都市農園
廃材置き場のように見えた場所は、Beaugrenelle(ボーグレネル): パリ15区のショッピングセンター屋上に設けられた「グリーン・イン・ザ・シティ」という約7000平米の緑化エリアでした。庭園や生態系保護の側面が強いでそうですが、ここで育てられた新鮮な野菜が、近くの高級レストランへと運ばれています。つまり、シティビューの窓から見えた、あの「廃材置き場のような場所」は、実は 都市農園 だったのです。
空の「空気」:ジェネラリ気球
夜空に浮かんだ黄色い光の正体は、大気観測気球「Ballon de Paris Generali(バロン・ド・パリ・ジェネラリ)」。
この気球は
・大気汚染を観測する
・LEDの色で大気の状態を市民に知らせる
環境都市パリの象徴です。
私のみた黄色は、「空気の状態が平均的である」ことを示していたそうです。他に緑、赤があります。この気球には乗ることができます。天候によってキャンセルも多いそうですが、空から見るパリの街も素晴らしいことでしょう。この日は金曜日だったので、夜間の飛行があったようです。
煙突の「生命」:都会のハヤブサ
客室の窓から見えていた、あの白い巨大な塔(CPCU フロント・ド・セーヌの煙突)。実はこれ、パリの街に暖房を届けるための現役の「煙突」なのです。 驚いたのは、その高さ130メートルの先端。そこでは博物学者のジャン=ドミニク・フォレストさんたちが、都会の断崖に見立てて子育てをするハヤブサの観察を続けていたのです。
芸術の街だけではないパリ
都市農業、空気の観測、そして都市に生きるハヤブサ。
食・空気・生き物。
この三つは、都市環境を考えるうえでとても象徴的な要素だといえます。
フランスは
・気球の発明
・科学文化
・ジュール・ヴェルヌ
など、科学の歴史が深い国です。
その知的で科学的な一面を知り、私は改めてパリに感動しました。
一度は「失敗した」と思ったシティビューの部屋ですが、今ではとても特別な体験だったと思っています。
またパリに行くことがあれば、私はこのホテルに泊まりたいと思います。
朝食もとても美味しく、フロントには飲料水も用意されています。
セーヌ川の景色と、思いがけない発見の両方を体験できた、とても印象に残るホテルでした。
👇️セーヌ川ビューの部屋は人気があるので、旅行日程が決まっている場合は早めに料金をチェックしておくと安心です。
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