こんにちは、ルピナスです。旅行とサイクリングが好きです。
世界の国の暮らしや文化、そこに暮らす人々に興味があります。
2025年は大阪・関西万博に行って、世界の国々についてたくさん学びたいと思っています。
このブログでは、海外旅行におすすめのグッズや、良かったホテル・お店などを紹介しています。
私のペンネームの由来のお話
私は「ルピナス」というペンネームで+81geoを書いています。
この名前の由来になったのが、ニュージーランド・テカポ湖の旅でした。
ルピナスとの出会いは絵本から
子育て中、本の配送サービスを利用していた頃に届いたのが、絵本『ルピナスさん』(作:バーバラ・クーニー/訳:掛川恭子/ほるぷ出版)。
主人公の「ルピナスさん」は、町のあちこちに花の種をまき、やがて町中をルピナスの花でいっぱいにする女性。

そのストーリーが大好きで、「いつかルピナスの花で有名なニュージーランドのテカポ湖に行って、本場のルピナスを見てみたい」と夢見るようになりました。咲く時期は、例年11月中旬から1月上旬頃です。年末の休みを利用すれば、バッチリ見られる時期。
念願のテカポへいこう!
2017年の年末、ようやくまとまった休みが取れた私は、念願のテカポ湖行きを決意。ホテルの予約を試みましたが、すでにツアーでないとホテルの予約が取れない時期とのこと。個人旅行は断念してツアーに申し込みました。ギリギリまで、テカポのホテルだけが取れずやきもきしましたが、無事、ホテルが確保できました。
ようやくニュージーランド入りして数日後、テカポ湖に到着!さあ、ルピナスを見るぞ〜!と思ったら、現地ガイドさんが一言。
「今年は暖かかったので、ルピナスはもう終わってしまいました。」
……憧れのテカポ湖のルピナスは、なんと、枯れた“枝豆状態”でした。

奇跡の出会い
私ががっかりしているのを見たガイドさんが、こんなふうに声をかけてくれました。
「あそこなら、まだ咲いているかもしれません。少し離れますが、ご案内できますよ」
グループツアーでしたが、参加者は私達のグループだけ。リクエストの場所を案内してくださるとのこと。そこは、ガイドさん付きのツアーでなければ辿り着けなかったような地元の畑の一角。
車で走ったあと、ついた畑で、なんとルピナスの花たちが咲いていたのです!


私は興奮して、「なぜルピナスの花にこだわっているのか」をお話ししました。
すると、ガイドさんが言いました。
「これ、その方の子孫が世話してる畑だと思います。その話きいたことあります。」
そして、傍らの説明書きも見て、ガイドさんはさらにこう続けました。
「やっぱりそうですね。ここの畑の世話をしていた方、この秋に亡くなったんですよ。だから、この畑できれいなルピナスを見られるのは、今年が最後だったと思います。間に合いましたね。」
その瞬間、私はじわっと涙が出ました。
神様に感謝しました!今年、どうしても来たいと思ったのは、なにかに突き動かされてのものだったんだなと。来てよかった。テカポにこだわってよかった。——そう思えた旅でした。

ペンネーム「ルピナス」に込めた想い
この感動を胸に、私はペンネームを「ルピナス」と決めました。「世界をもっと美しい場所にする」というルピナスさんを見習って生きていきたいと思って。
Have a nice time! (^^)/
✧職歴✧
約30年間、中高一貫校で中学生・高校生に英語と社会、特に長い間、地理を担当してきました。国際教育にも携わり、海外からの留学生のお世話や日本からの留学生の送り出し、海外帰国生も教えてきました。海外研修引率(ニュージーランド🇳🇿・台湾🇹🇼・アメリカ合衆国🇺🇸・フィリピン🇵🇭)やホームステイ経験があります。海外にルーツを持つ日本在住の方や日本に興味のある世界中の方に、おすすめのお店、行ってよかった場所、便利な品物などを発信していきたいです。