この記事では、午前9:00にエッフェル塔からスタートし、凱旋門の絶景、ノートルダム、そして知的なカルチェ・ラタンを効率よく巡る約5.5時間の王道ルートを徹底解説します。旅の感動と、初めてのパリで役立つ具体的な情報が満載です!

🕒 半日モデルコースの概要
| 時間(付近で過ごした目安です) | スポット | 見どころ/行動 |
| 9:00 | エッフェル塔 | セキュリティゲート着・当日券購入・2階/1階見学 |
| 10:30 | イエナ橋 / シャイヨー宮 | エッフェル塔の記念撮影スポット巡り |
| 11:15 | 凱旋門 | 地下鉄移動・屋上展望(事前予約推奨) |
| 12:15 | ノートルダム大聖堂 | 地下鉄移動・到着(外観鑑賞とランチ準備) |
| 12:30 | セーヌ川沿い | テイクアウトランチとノートルダム外観鑑賞 |
| 13:15 | カルチェ・ラタン/パンテオン | 散策開始 |
| 14:30 | ホテル着 | 地下鉄で戻り、休憩 |
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1. 【絶景の定番】エッフェル塔→イエナ橋から見る優美な姿
朝の光を浴びたエッフェル塔を効率よく見学し、パリらしいセーヌ川の風景を楽しみながら次のスポットへ向かいます。
憧れの「鉄の貴婦人」を効率よく見学
9:00にエッフェル塔のセキュリティゲートに到着し、当日チケットを購入して2階部分→1階部分を見学しました。午前中の早い時間帯から行動することで、主要な見どころをぎゅっと詰めて回ることができ、充実した半日のスタートになりました。
イエナ橋(Pont d’Iéna)で振り返る絶景

エッフェル塔を背にして道路を渡り、イエナ橋(Pont d’Iéna)を歩いていきます。
途中で振り返ると、朝の光を浴びたエッフェル塔がとても美しく見えました。ぜひここで立ち止まって記念撮影をしてください。
📷 撮影情報
- 今年はパリ・オリンピックの五輪モニュメントが飾られており、観光客が順番に並んで写真を撮っていました。
- イエナ橋からは、パリらしいセーヌ川の風景も楽しめます。

2. 【パリの代名詞】シャイヨー宮(トロカデロ広場)からの眺め

橋を渡りきり、横断歩道を渡るとシャイヨー宮の前の庭園や広場へ到着します。階段を上がり、シャイヨー宮の両翼の間にある広場へ。
ここから眺めるエッフェル塔は、写真集で誰もが見たことのある、まさに「これぞパリ!」という景色です。

私は、昔から大好きな「のだめカンタービレ ヨーロッパ編」のポスターを見て、この景色に強く憧れていました。実際に自分の目でその風景を見ることができて、胸がじんわりと温かくなりました。
3. 地下鉄で移動:凱旋門(Arc de Triomphe)へ
トロカデロ駅から地下鉄6号線に乗り、シャルル・ド・ゴール=エトワール駅へ。
地上に出ると、真ん中の丸い敷地に凱旋門(Arc de Triomphe)が姿を表します。
凱旋門へ近づく際の注意点
凱旋門は車のロータリーに囲まれているため、そのまま道路を横断して近づくことはできません。
- 一度、シャンゼリゼ側へ渡ってから、地下通路を使って中央へ向かいます。
- 地下通路から敷地内に出ると、大迫力の凱旋門がどんとそびえ立っています。

4. 凱旋門の内部と屋上展望!360°パリの街並みを堪能
GetYourGuideはどうやって買う?キャンセルは?実際に使った私の流れ
私たちはGetYourGuideで事前予約していたのでスムーズに入場できました。
- 当日券は 11:00〜23:00に購入可能ですが、混雑を避けるためにも事前予約がおすすめです。
GetYourGuideの予約はとても簡単です。
① アプリをダウンロード
② 行きたいツアーを選ぶ
③ メールアドレスと名前を入力(チケットに表示されます)
④ 支払い方法を選ぶ
→ その場でチケットがメールとアプリに届くので、スマホに保存しておけばOKです。
無料キャンセルも安心です。
多くのツアーは「参加日の24時間前までキャンセル無料」。
旅行の予定が変わっても、お金の心配をせずに予約できます。
私自身、いろんなサイトを調べて回り道したのですが、
最終的にいちばん簡単でストレスがなかったのがGetYourGuideでした。
名前入りのチケットもアプリにすぐ届き、使い方も直感的で迷いませんでした。
それでも、入場時にすぐに提示できるか心配だったので、スクショしておきました。
(↓ ※名前・QRコード部分は加工しています。実際のチケットはメールとアプリに即時届きます。実際に届いたチケット画面です)

螺旋階段を登る際のポイント

中は鉄製の螺旋階段で上へと登ります。段数は多いですが、ところどころ小さな休憩スペースがあります。私は防滑のスニーカーを履いていたので安心して登れました。
- 途中の休憩スペース:「アッテカの間」では、立派な彫像や歴史映像が流れています。
- 設備情報:売店・簡単な飲み物・お土産、そしてこの施設内で私が見かけた唯一のトイレがありました。(女性は少し並びます。)

屋上展望からの360°パリ!
さらに小さな階段を上ると…そこには360°のパリのパノラマが!

エッフェル塔はもちろん、パリの街並みが放射状に広がる様子(地理学でいう放射環状路型)がはっきりと見えました。建物の高さや屋根の色が揃っていて、「美しい都市景観」として計画されていることが一目でわかります。

冬の注意点
- 冬は風が強いと聞きました。冬季にいかれる方は防寒対策を忘れずになさってください。
- 屋上は少し段差が多いので、景色に夢中になりすぎてつまずかないよう注意が必要です。

5. 地下鉄でノートルダム大聖堂へ(防犯に注意)
凱旋門を後にして、再びシャルル・ド・ゴール=エトワール駅へ。ここから地下鉄1号線に乗り、Hôtel de Ville駅へ向かいます。
混雑する1号線の防犯対策
今回の旅行で乗った中では、1号線が一番混雑しており、スリが多そうな雰囲気でした。ロンドンでバッグのチャックを開けられた経験があるため、かなり警戒しました。
- バッグは前に抱える
- 座れたら、膝の上に置く
- 周囲に意識を向ける
これだけで安全感が全然違います。混雑する路線では、ぜひ意識してみてください。
6. 修復中の「ノートルダム大聖堂」外観の様子
Hôtel de Ville駅から歩いてノートルダム大聖堂へ。
この日は入場を待つ長い長い列ができていたため、時間の都合もあり外観のみ鑑賞しました。(到着時刻は12:15頃でした)間近でみるノートルダムは、正面はとても綺麗でした。現在も修復作業が進んでおり、少し横から見るとその様子がわかりますが、それでもなお堂々とした美しさがありました。

7. セーヌ川沿いのテイクアウトランチで最高の休憩

12:30頃からノートルダム対岸にあるSUBWAYでサンドイッチとサラダを購入し、セーヌ川沿いのベンチでランチタイム。



川沿いへ降りる階段があり、ベンチやゴミ箱も完備。ここでゆっくり腰かけて、セーヌ川と大聖堂を眺めながらのランチタイム。「ああ、パリにいるんだなぁ…」心からそう思える、最高の休憩時間でした。
8. 【学術と歴史】カルチェ・ラタン散策〜パンテオン(Panthéon)

ランチのあとは13:15頃から、知的な空気が漂うカルチェ・ラタンへ。
学生街らしく、古書店や老舗のカフェ、小さなお店が軒を連ね、この街の奥深さを感じながら歩くだけでも楽しいエリアです。憧れの知の殿堂ソルボンヌ大学と周辺を歩く学生さんの姿は、このエリアの象徴のようでした。
カルチェ・ラタン地区はそれまでの右岸とは異なり、静謐な落ち着きがあります。重厚な歴史的建造物に囲まれたアカデミックな街並みは、心穏やかに散策できます。
偉人が眠る重厚な建物 パンテオン
ソルボンヌ大学の前を通り、さらに進むと、重厚な建物 パンテオン(Panthéon)が現れます。今回は時間の都合で中には入りませんでしたが、その堂々とした佇まいは、見ているだけで圧倒されました。

散策を終えて、14:30頃にホテルへ戻るため、カルディナル・ルモワヌ駅(Cardinal Lemoine)から地下鉄10号線に乗り、宿泊していたホテル最寄りの駅へ戻ります。
最後の移動と旅の余韻
散策を終えて、カルディナル・ルモワヌ駅(Cardinal Lemoine)から地下鉄10号線に乗り、宿泊していたホテル最寄りの駅 シャルル・ミッチェル駅へ戻ります。

- 【おまけ】 ホテル近くのユニクロはとても混雑していましたが、隣接のショッピングセンターは涼しく、屋上のカラーグラスがとても美しかったです。【NHK 世界ふれあい街歩き で紹介されたショッピングセンターです】
- フランスのスムージー: 冷凍を使わず常温の果物を絞るスタイルでした。真夏は「キンッと冷えている感じ」ではないのでご注意を!
9. 15:00 ホテルへ戻り、次の目的地へ
ホテル集合は15:00。余裕を持ってホテルで身支度を整え、いざ、空港へ。
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Have a nice trip(^^)/


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